2015年10月19日月曜日

【新聞コメント】「来春 AMの「FM補完放送」開始 ―在阪3社 ラジオ復権目指す」(『読売新聞』2015年10月11日大阪朝刊)

2015年10月11日(日)の『読売新聞』大阪朝刊、「来春 AMの「FM補完放送」開始 ―在阪3社 ラジオ復権目指す」という解説記事に、短いコメントを寄せました。


2015年9月7日月曜日

【トークイベント】9/19(土)「ソシオナイト vol.01 ―メディアと技術の深淵」(於:スパイスロード ミトラ)


『メディア技術史 ―デジタル社会の系譜と行方』(北樹出版、2013年)の関連企画を、まさか発売2年後に開いていただけるとは! ご関心のある方は是非お越しください。

「ソシオナイト」は、かたい話もやわらかい話も社会学的に取り上げるトークイベントです。英語で「社会」を意味する接頭辞「socio」は、スペイン語で「仲間」を指します。ソシオナイトは、おいしい料理を堪能しながら、登壇者と参加者が、ともに楽しく語らい合うことができる場です。
【出演】
  飯田豊(立命館大学准教授)
  優海(タレント)
  加藤裕康(中央大学兼任講師)
【今回のお題】
 メディアを語るとき、技術の視点が欠かせない。なぜなら、メディアは技術と密接に結びついて「発展」してきたからだ。でも、技術だけでメディアを語ることもできない。文化や政治、経済的な要因が密接にかかわり、メディアは形成される。
 今回は、そのようなメディアと技術の深淵に『メディア技術史―デジタル社会の系譜と行方』(北樹出版)の編著者である飯田豊さんと光を当てます。
【日時】2015年9月19日(土)
  トーク/18時半(18時開場)~20時半
  懇親会/20時半~22時
【会場】スパイスロード ミトラ
  東京都国立市東1-7-11 森田ビル2F
【料金】1500円(ワンドリンク付)
  当日券のみ(定員20人)
  定員を超えた場合は予備席になりますがご了承ください。
  インド・ネパール料理もご注文いただけます。
  (全品10%引き、コース料理はご提供できません)
【配信】トークイベントの模様は、Ustreamでネット配信(live)する予定です。チャンネル名「トークイベント ソシオナイト」

 

2015年9月5日土曜日

【論文】「複合メディア環境における「メディア・イベント」概念の射程 ―〈仮設文化〉の人類学に向けて」



『立命館産業社会論集』51巻1号に、立石祥子さんとの共著論文「複合メディア環境における「メディア・イベント」概念の射程 ―〈仮設文化〉の人類学に向けて」が掲載されました。財団法人電気通信普及財団「パブリック・ビューイングの日独比較研究─複合メディア環境における「メディア・イベント」に関する理論構築に向けて」の助成を受けた研究成果の一部です。

【概要】スクリーンに媒介されたイベント──パブリック・ビューイングやライブ・ビューイングなどの集団視聴、あるいは大規模なオンライン視聴をともなうイベント──が人口に膾炙している。本稿では、こうした文化現象の社会的機能を捉えるために、「メディア・イベント」概念の理論的射程を再検討することを目的とする。まず、日本におけるメディア・イベント研究の展開を跡付けると、歴史分析に厚みがある反 面、国際化と情報化にともなう今日的変容を分析しようとする機運は低調である。しかも今日では、イン ターネットやモバイルメディアの普及にともなう、複合メディア環境の特性を踏まえた理解が不可欠である。また、大衆を動員する手段としてメディア・イベントを捉える事例研究は豊富だが、たとえ受け手の主体性や能動性のあり方をいかに精緻に読み解いても、権力的作用の度合いに焦点化している限り、結局は〈動員/抵抗〉の二項対立に回収されてしまう。そこで、文化人類学における議論を補助線に,〈動員/抵抗〉という一元的な尺度とは異なる視角から、メディア・イベント研究の理論的再構築の道筋を示した。すなわち、〈真正さの水準〉という尺度を手放さず、参加者同士の水平性を注視することで、特定の嗜好性に支えられた集団の実践として境界付けるのではなく、逆に境界を曖昧化させる出来事として捉え直す余地を残しておくことが重要であることを論じた。メディア・イベントが受容されるのは、常設された受像機や常時携帯された端末を取り巻く日常的な視聴空間とは限らず、仮設のスクリーンに媒介された、より 短命な出来事(=仮設文化)でありうる。そこで最後に、おぼろげな出来事を体験した人びとの、かたちのない現実を読み取っていくための方法論のひとつとして、「グラウンデッド・セオリー・アプローチ(GTA)」を用いた分析の有効性を示した。

[Abstract] Screen-mediated collective action is widely popular today and includes public viewings and live viewings. Still, the fact remains that there is deep-rooted criticism concerning the “collective effervescence” of audience members. In this study, we aimed to examine the theoretical potential of “media events,” with the aim of empirically understanding the social function of this cultural phenomenon. 
By genealogically tracing media events studies in Japan, we found that there is a wealth of historical studies on the topic, but on the other hand, there is a lack of contemporary studies on the influence of globalization and informatization. To begin a modern discussion of media events studies, we should take into account the characteristics of multimedia environments that include the popularization of the Internet and mobile media. At the same time, there are many case studies that regard media events as instruments for the mobilization of the masses. However, it is insufficient to describe audience subjectivity or activity empirically as a means to explain their multi-layered structure and the different measures resulting from the dichotomy between the mobilization and resistance models of thinking.  
This study shows the way to achieve a theoretical restructuring of media events studies by using examples from anthropological interpretation. By paying close attention to the horizontal relationship between audience members, we can consider that collective action is not only an action of a hobby group supported by particular preferences, but also an event clouding the border of the social groups.  
Media events are not accepted as an exclusively everyday viewing space on which permanent receivers or mobile devices focus on a daily basis. Instead, they are an “ephemeral culture.” With this in mind, the present study shows the efficacy of grounded theory approach analysis as one way to read the formless  actuality through people’s indistinct experiences.

2015年9月2日水曜日

【ラジオ出演】9/2(水)RCC(中国放送)ラジオ「おひるーな」に電話出演



9月2日(水)の14時過ぎから、RCCラジオの「おひるーな」という番組に電話出演します。(昨日が防災の日だったことも絡めて)インターネット上のデマがテーマです。広島県内にお住まいの方は、是非お聴きください。

2015年8月23日日曜日

【ラジオ出演】8/28(金)RCC(中国放送)ラジオ「Canvas」でパーソナリティ



8月28日(金)の22:00〜23:55、RCCラジオの「Canvas」というトーク番組でパーソナリティを務めます。これまで研究してきたことなどを、曲を流しながらお話しする予定です。広島県内にお住まいの方は、是非お聴きください。

2015年6月23日火曜日

2016年度ゼミ募集 関連情報

飯田ゼミの2016年度募集に関して、ガイダンスやオープンゼミナールの日程は次のとおりです。


【ガイダンス】

 7月8日(水)12:15〜12:55 以学館33号教室
 7月15日(水)12:15~12:55 以学館33号教室

※同内容です。



【個別面談】

 随時。

※当面は月~木曜。メールで申し込んでください。グループ面談も可。



【オープンゼミナール】

 7月1日(水)5限 以学館37号教室
 7月8日(水)5限 以学館37号教室
 7月15日(水)5限 以学館37号教室

※いずれも「専門演習」(3回生ゼミ)。予約不要。同時間帯に講義が入っていて参加できない人は、木曜5限の「卒業研究」(4回生ゼミ)を見学していただくこともできます。メールでご相談ください。

2015年5月15日金曜日

【研究会】6/12(金)「「文化産業論」を問い直す ―カルチュラル・スタディーズからクリエイティブ産業論まで」(於:キャンパスプラザ京都)

【日時】6月12日(金)18時30分〜20時30分
【場所】キャンパスプラザ京都 第2会議室 → 【会場変更】第3講義室
          京都市下京区西洞院通塩小路下る東塩小路町939
          http://www.consortium.or.jp/about-cp-kyoto/access
【参加費】500円

【報告者】大山真司(ロンドン大学)、宮田雅子(愛知淑徳大学)
【討論者】難波功士(関西学院大学)、村田麻里子(関西大学)
【司会】飯田 豊(立命館大学)

「文化産業」という言葉の成り立ちには、大きく分けて二つの相反する水脈があります。一方には、「クールジャパン」や「ソフトパワー」といった文化政策的な概念につらなる産業振興論、そしてもう一方には、フランクフルト学派(特にアドルノ)に代表される批判理論。この二つの流れは、それぞれまったく異なる土壌で、いまや産業と不可分となった現代文化の捉え方を水路づけてきました。

この乖離を埋めるように、大山真司さんは、経済と文化の間の曖昧な領域にあって、注目と批判の両方を浴びる「ブランド」に着目しています。カルチュラル・スタディーズの理論を駆使して、「ブランドスケープ」という概念を提起し、そのグローバル化について分析してきました。また、宮田雅子さんは、あるプロダクトが生活の中に順応している態勢を批判的に捉え、その余白に気づく「クリティカル・デザイン」など、従来のデザインが取り組んできた方法とは異なるアプローチの重要性を指摘しています。

この研究会ではお二人の報告を通じて、文化を研究するための手続きを再考します。さらに難波功士さんと村田麻里子が討論者として加わり、イギリスのカルチュラル・スタディーズにおける新機軸として注目される「情動(affect)」という概念、あるいは「文化産業論」と類縁の関係にある「クリエイティブ産業論」などに話題を広げ、活発に議論したいと考えています。

事前申し込みは不要ですが、会場準備の都合上、ご参加の旨を事前に contact2015【アットマーク】iida-lab.org までご一報いただけると助かります(お名前のみお知らせください)。

【主催】関西大学 村田麻里子研究室、立命館大学 飯田豊研究室
【お問い合わせ】contact2015【アットマーク】iida-lab.org