2015年3月12日木曜日

飯田ゼミの論文4本が学部長表彰


2014年度、飯田ゼミの論文4本が学部長表彰を受けることになりました。

論文部門(卒業研究の部)で、「「アニメ聖地巡礼」を用いた地域活性化の行方 ―『花咲くいろは』と金沢市湯涌温泉を事例に」が優秀賞を受賞。

また、「大学生のLINE疲れと既読機能の関係性 ―利用方法とLINE疲れに関するアンケート調査からみる原因と対策方法」と、「「検索」の社会学 ―「情報行動」から見た検索エンジン」の2本が教育賞を受賞。

さらに、論文部門(2回生以上の部)で、3回生による共著論文「なぜ街に落書きするのか ―アメリカ村におけるグラフィティの現地調査を通じて」が教育賞を受賞。

立命館に移ってからは今年度が初めての卒論指導で、まだまだ課題は残っていますが、相応の結果がついてきているので喜ばしく思っています。残念ながら受賞を逃した皆さんも、たいへんお疲れさまでした。

2015年2月14日土曜日

『CHITEN CATALOGUE 2015-01』― 三浦基さんとの対談(抜粋)




劇団・地点の『CHITEN CATALOG 2015-01』に、昨年11月の三浦基さん(演出家)との対談の一部が掲載されています。

2015年2月11日水曜日

【講演】2/17(火)「メディアデバイスから開く/閉じる パートナーシップ ―ソーシャルメディア・ハラスメント・大学」(於:立命館大学)


立命館大学先端総合学術研究科が主催する「メディアデバイスから開く/閉じるパートナーシップ ―ソーシャルメディア・ハラスメント・大学」にて講演をさせていただきます。どなたでもご参加いただけます。くわしくはこちら

2015年1月12日月曜日

【研究会】1/28(水)「ラジオ・アートの思想と実践」(於:京都・HAPSスタジオ)


1月28日(水)の夜、「京都メディアフォーラム(Phase II)」第17回例会として、ラジオ・アーティストの毛原大樹(けはら・ひろき)さんとともに、「ラジオ・アートの思想と実践」についてお話しします。立命館大学飯田豊ゼミと共催のイベントです。

毛原大樹さんは2005年から「自由ラジオ」や「ラジオ・アート」等の電波メディアに興味を持ち、現在は京都・東山のHAPSスタジオ(元新道小学校・音楽室)を拠点に、使われなくなってしまったアナログのラジオ受信機やテレビ受像機、ビデオデッキなどの古いメディアを活用した制作やワークショップを展開しています。また、全国各地で微弱電波を使った文化的な活動をおこない、話題性のある商店街振興策などを打ち出している気鋭のアーティスト。今年の2月には、京都芸術センターで開催される『映像芸術祭 "MOVING2015"』への出展が予定されています。

今回は、毛原さんのスタジオを会場として、微弱電波を用いたアナログの放送(=ミニラジオ)を実際に体験しながら、例会を進行します。ご自身の実践活動を紹介いただきながら、メディア技術史の知見も踏まえて、一見すると前時代的な道具を新しいメディアとして捉えるラジオ・アートの可能性を考えます。

マスメディアとしての放送は、常に受信と送信の立場が固定的で、送信する側に立つのは難しいのに対して、受信するのは極めて容易です。ミニラジオはその関係が完全に逆転しているという点で、マスメディアとしてのラジオに対する批評的な営みといえます。この例会もまた、話し手と聞き手の区別なく、ゆるく進めたいと思います。

テーマ:「ラジオ・アートの思想と実践」

話題提供:毛原大樹(ラジオ・アーティスト)、飯田豊(立命館大学産業社会学部准教授) 
日時:2014年1月28日(水)18:30〜20:00(18:00からスタジオ見学が可能です) 
会場:HAPSスタジオ(元新道小学校・音楽室) 
参加費:無料 
アクセス:京都府京都市東山区小松町130  
※ 建物入口が施錠されますので、18:45以降にお越しの方は、入口の貼り紙に記載された電話番号にご連絡ください。 
主催:京都メディアフィーラムⅡ、立命館大学飯田豊ゼミ

2014年11月26日水曜日

【トークイベント】11/27(木)猪子寿之さん講演会「これからを“つくる”若者に向けて」(於:立命館大学)



チームラボ代表の猪子寿之さんの講演会が立命館大学で開催され、聞き手として登壇します。衣笠キャンパス以学館1号ホールにて、18時10分開始(開場は17時30分)。入場無料、当日参加可、途中入場可とのことです。詳しくはこちら

2014年11月22日土曜日

【トークイベント】11/25(火)地点『ワーニャ伯父さん』アフタートーク(於:アンダースロー)




地点『ワーニャ伯父さん』(11/22〜25、於:アンダースロー)。最終日のアフタートークで三浦基さんとお話しします。この日のチケットは完売ですが、他の日の公演を観劇予定の方はトークのみ聴講することもできるそうです。


2014年11月6日木曜日

11/5(水)民間放送全国大会にプレゼンターとして参加

第62回民間放送全国大会(於:グランドプリンスホテル新高輪)に、日本民間放送連盟賞のプレゼンターとして参加しました。大会の様子はこちら



2014年10月21日火曜日

【展評】「生活記録」としての生の芸術/「花咲くジイさん ―我が道を行く超経験者たち」展『美術手帖』2014年11月号


『美術手帖』11月号に、鞆の津ミュージアムで開催中の「花咲くジイさん ―我が道を行く超経験者たち」展のレビューを寄稿しました。

2014年10月8日水曜日

【共著】『ヤンキー人類学 ―突破者たちの「アート」と表現』(フィルムアート社、2014年)


フィルムアート社のウェブページより

効率無視、機能性無視、絢爛豪華か精巧緻密か。
異形の表現の背景を読み解く、ど派手な超絶徒労系の手仕事たちの、美術の垣根を突破する日本文化を考える一冊。

各所メディアで話題騒然の展覧会『ヤンキー人類学』展(鞆の津ミュージアム/広島県福山市)の公式書籍!
単なる展覧会図録にとどまらないボリュームでアートや社会学・人類学の視点から「ヤンキー」文化を考える、大充実の論考・テキストも収録した気合いの1冊。
さらに、展覧会出品作家である、福岡県筑後地区で活動中のブチアゲ改造単車自作もする旧車會グループ「ちっご共道組合」、岡山県新見市に拠点をおくデコトラ=アートトラックチーム「常勝丸船団」、北九州のド派手な「成人祭」を盛り上げる貸衣装店「みやび小倉本店」、デコトラの超精密ミニチュアを30年間作り続けている「伊藤輝政」、自宅で理容室を営みながらその屋上に天守閣を築城する“小阪城”城主「磯野健一」、12歳からデコチャリを独学で作り続けている「丸尾龍一」らの、表現せずにはいられない突破者たちの作品、世界観に迫る録り下ろしインタビューも所収。

執筆者:
斎藤環(精神科医)、都築響一(編集者・写真家)、椹木野衣(美術批評)、増田聡(音楽学・メディア論)、飯田豊(文化社会学)、石岡良治(表象文化論)、卯城竜太(Chim↑Pom、アーティスト)、櫛野展正・津口在五(鞆の津ミュージアム)他

2014年10月7日火曜日

平成26年日本民間放送連盟賞の審査を担当しました


今年度、日本民間放送連盟賞「ラジオエンターテインメント番組」部門の審査委員長を務めさせていただきました。審査員は、樺山紘一さん(歴史学者/印刷博物館館長)、小林洋子さん(コラムニスト)、高橋秀実さん(作家)、梁英姫さん(映画監督)、飯田の5名。『月刊民放』10月号に講評を寄稿しています。