横山裕さん(関ジャニ∞)主演の舞台『上を下へのジレッタ』の劇場販売用パンフレットに寄稿しました。出演者は他に、中川翔子さん、浜野謙太さん、竹中直人さんといった豪華な顔ぶれで、脚本・演出は倉持裕さん。観劇するのが楽しみです。
手塚治虫が1968年、当時のテレビ業界を舞台に描いた漫画が原作。僕は「アフター・テレビジョンの考古学 ―ハプニング、宇宙中継、そして大阪万博」というタイトルで、メディア史の観点からの考察を書きました。
<改訂にあたって>
幸いなことに、初版はたくさんの読者に恵まれ、大学でも多くの講義やゼミで講読していただいている。そして2015年には、エルキ・フータモの論文集『メディア考古学―過去・現在・未来の対話のために』(NTT出版)が刊行されるなど、メディア技術の〈歴史〉と〈現実〉を往還する思考のあり方には、ますます関心が高まっているように思われる。そしてなにより、初版を刊行して3年のあいだに、本書の執筆者はそれぞれ、注目に値する著書や論文、訳書などを精力的に発表し続けている。そこで改訂版の各章では、それぞれの技術の現況に関する記述を必要に応じて書き改め、新たな知見を踏まえたアップデートをおこなった。読者の皆さまのご批評を待ちたい。
新奇なお茶の間世界『テレビと講談』
── 講談師 旭堂南陽、最後のテレビ出演 ──
出演:旭堂南陽(第一部)、玉田玉秀斎(第二部)
演目:難波戦記 ―荒大名の茶の湯―
難波戦記 ―徳川家康の最期―
テレビ講談(仮)
アフタートーク:玉田玉秀斎、飯田豊
企画・演出:毛原大樹
・日時:2016年11月28日(月)18:00スタート(開場17:30)
・会場:CEKAI(世界株式会社)京都市上京区真如堂前町104番地
・参加費:無料
・主催:毛原大樹(テレフォノビジョン)
・共催:立命館大学産業社会学部・企画研究「テレビメディアの新展開」
・協力:CEKAI(世界株式会社)
【イベント概要】
2011年、東京タワーがアナログ放送用電波を停波した瞬間から始まった、独立系自律マイクロ・テレビ放送プロジェクト『最後のテレビ』。アナログテレビを新しいメディアとして捉えて活動してきたこのプロジェクトは、これまでに横浜トリエンナーレの会場をはじめとする様々な場所で、来場者を巻き込みながら生放送イベントを行ってきました。
そして今回は、伝統的な町屋空間が広がる『世界』から、新型マイクロ・テレビシステム『Telephonovision』を使った、全くもって新奇なお茶の間世界をつくりだします。微弱電波が届く範囲に限ったコミュニティ形成の実践現場として、現在のデジタルテレビ以降失われつつある本来のテレビ視聴の楽しみ、懐かしさ、新しさを同時に伝える稀なメディアをぜひ体験してください。
会場のテレビ受像機が映し出すのは、四代目 玉田玉秀斎 を襲名する、講談師 旭堂南陽の“最後”の姿です。演目は本イベントために書き下ろされた『テレビ講談(仮)』をはじめとする、難波戦記から「荒大名の茶の湯」「徳川家康の最期」をお送りします。
放送終了後は、立命館大学准教授で『テレビが見世物だったころ』の著者、飯田豊さんを聞き手に、玉田玉秀斎さんから「講談」について伺います。
ご期待ください。
本シンポジウムは「戦後日本におけるマス・メディア受容と現代芸術の文化学」(科研費)の成果報告を目的としたものです。本研究は、第2次世界大戦後の日本の視覚文化を、マス・メディア(放送文化と出版文化)を分母とした文化現象として捉え、特にテレビ映像が現代芸術の映像表現に与えた影響を文化学的に検証することを目的として2014年度より実施してきました。本シンポジウムでは、同時代の文化を情報化し、インフラストラクチャーで流通する表象のあり方、これを駆動する技術を問い直す隣接領域の研究者と共に、メディア表現研究の新たな地平を拓きたいと考えています。これらの研究は、JSPS科研費26503003、16K17248、15K12841の助成を受けたものです。
日時:
2016年11月12日(土)
場所:
キャンパスプラザ京都第4講義室(定員80名)
事前申込制(こちらのフォームから入力してください)
※定員になり次第、予約受付を終了します。
発表者(登壇順):
松井 茂(IAMAS准教授)
飯田 豊(立命館大学産業社会学部准教授)
川崎 弘二(電子音楽研究)
中西 博之(国立国際美術館主任研究員)
原 久子(大阪電気通信大学総合情報学部教授)
伊村 靖子(IAMAS講師)
赤羽 亨(IAMAS准教授)
研究発表:
13:00〜13:10 松井茂、飯田豊「概要説明」
13:10〜13:40 松井茂「木島則夫ハプニングショー(NTV)について」
13:40〜14:10 飯田豊「メディア・イベント概念の理論的再構築に向けて」
14:10〜14:40 川崎弘二「NHKアーカイブスの利用によるNHK電子音楽スタジオで制作された電子音楽作品の調査」
14:40〜14:50 休憩(10分)
14:50〜15:20 中西博之「TBSの美術番組『アトリエを訪ねて』の高松次郎」
15:20〜15:50 原久子「芸術文化情報に関する発信、受容とその変遷について」
15:50〜16:20 伊村靖子「汎用技術と表現 ―美術において「デザイン=設計」が意味するもの」
16:20〜16:50 赤羽亨「3Dスキャニング技術を用いたインタラクティブアートの時空間アーカイブ」
16:50〜17:00 休憩(10分)
17:00〜18:00 コメント
主催:
「戦後日本におけるマス・メディア受容と現代芸術の文化学」(科研費)
「メディア・イベント概念の理論的再構築
―歴史社会学および比較文化学からのアプローチ」(科研費)