2017年4月17日月曜日

【編著】『メディア技術史 ―デジタル社会の系譜と行方[改訂版]』(北樹出版、2017年)


2013年刊行の編著『メディア技術史 ―デジタル社会の系譜と行方』(北樹出版)の改訂版が発売されました。

<改訂にあたって> 
幸いなことに、初版はたくさんの読者に恵まれ、大学でも多くの講義やゼミで講読していただいている。そして2015年には、エルキ・フータモの論文集『メディア考古学―過去・現在・未来の対話のために』(NTT出版)が刊行されるなど、メディア技術の〈歴史〉と〈現実〉を往還する思考のあり方には、ますます関心が高まっているように思われる。そしてなにより、初版を刊行して3年のあいだに、本書の執筆者はそれぞれ、注目に値する著書や論文、訳書などを精力的に発表し続けている。そこで改訂版の各章では、それぞれの技術の現況に関する記述を必要に応じて書き改め、新たな知見を踏まえたアップデートをおこなった。読者の皆さまのご批評を待ちたい。

2017年4月12日水曜日

【論文】「メディア・イベント概念の理論的再構築に向けて」『情報科学芸術大学院大学紀要』第8巻


情報科学芸術大学院大学(IAMAS)の紀要に、「メディア・イベント概念の理論的再構築に向けて」という論文を寄稿させていただきました。とても美しい装丁の紀要です。この論文のタイトルは、2016〜18年度の科研(若手B)の研究課題名でして、これまで2年間取り組んできた大阪万博研究の成果を紹介しつつ、今後の抱負を述べています。


2017年4月1日土曜日

【エッセイ】『民間放送』2017年3月13日号


『民間放送』(日本民間放送連盟の機関紙)3月13日号に、久しぶりにコラムを寄稿しました。「若者のテレビ離れ」ではなく、「若手研究者のテレビ離れ」の深刻さについて。