福山大学で昨年度まで「映画ゼミ」(自主ゼミ)を開講していた流れで、ゼミ生が主体となって映画会を企画しました。『ハッシュ!』(2001年)については、これまで「映画ゼミ」で取り上げたほか、「メディアとジェンダー」という授業の教材に使っていました。
7月7日(土)に広島県福山市の映画館「シネマモード」で、橋口亮輔監督を囲むティーチインを開催します。ティーチインの構成や当日の進行は大学生がおこないます。もちろん僕も参加します。懐かしいという方も、未見という方も、ぜひご参加ください。
【大学生の企画による映画会】
多様なセクシュアリティ、そして家族について考える。
シネマモードでは、地元の学生たちに
日頃の学習を実社会で活かす機会を提供したいという思いと、
当館スタッフでは思いもつかない常識にとらわれない企画を期待して、
福山大学の学生たちに上映会の企画・運営を依頼しました。
そして、出てきたのは同性愛など多様なセクシュアリティ、そして家族について考える上映会。
期待どおり、いや、期待以上に興味深い内容になりそうです。
あなたもぜひ一緒に、楽しくマジメに考えましょう。
『ハッシュ!』上映+橋口亮輔監督ティーチイン
~正しい愛、正しい家族って何だろう?~
●上映会を企画・運営しているRM(福山大学の学生たち)より
『ハッシュ!』、『ぐるりのこと。』などの映画で世界的な注目を集める橋口亮輔監督。
自身がゲイであることをカミングアウトし、「同性愛」や「家族」を映画のモチーフにしている橋口監督とのトークを通じて、多様な家族の形、既存の価値観に囚われることのない愛情について考えてみませんか?
多様なセクシュアリティやジェンダーを全て理解することは、難しいことかもしれません。
ですが、まずは知ってみてください!
福山大学の学生である私たち『RM』(LGBTを象徴するRainbow color+メディア情報文化学科)もまだまだ勉強途中ではありますが、多様な愛を応援します!
●『ハッシュ!』作品紹介
ゲイであることを隠している勝裕は、気ままなゲイライフを送る直也と付き合い始めるが、 勝裕の子供が欲しいという女性の出現により3人の不思議な関係が始まる。
洗練されたユーモアと卓越した人間描写がカンヌ映画祭をはじめ世界で絶賛されたヒューマンドラマ。
出演/田辺誠一、高橋和也、片岡礼子(2001年公開)
(C)2001 シグロ
●日時
7/7(土)
13:00 『ハッシュ!』上映開始
※上映後に、橋口監督との質疑応答(約1時間)
16:30 終了予定
●会場
シネマモード1 福山市笠岡町3-9(無料Pあり)
●料金(予約制)
6/30(土)までにご予約の場合
一般 1500円
学生 1000円
福山大学教職員・学生 700円
7/1(日)以降にご予約の場合 上記+300円
ご予約方法、お問い合わせ先など、くわしくはこちらをご覧ください。